<桜連楓椿>

〔'2004年4月24日〜25日 全3回公演
 10・Quatreプロデュース
 Breast Knives公演  シアターVアカサカ

演出・構成/10・Quatre 舞台監督/平井徹
照明/小峯将之・後藤奈美 音響/熊野大輔
美術/白藤彩 衣裳/舟木亜弓
web製作/長谷川靖 宣伝美術/満尾有亮
制作/BreastKnives 企画・製作/10・Quatre
出演:BreastKnives
高橋祥尚 辻崇雅 大曽根徹 塗師憲太郎
石田洋介 丸山晶太 元卓矢 麻生純
武藤真吾 田中晶 小野紀亮 川本立樹
菅原泉 漢人拓希 蔦沙緒里 織田あいか
上海菜都子
10・Quatre
内堀克利 佐藤修二 吉川亜州香
松澤麻子 池田玲子 望月文 ほか

観覧日:4月25日17:00時の部(最終)
#パンフレット(チラシ)#

 殺陣(たて)だけで全てを表現する桜連楓椿、
今回は新たな集団Breast Knivesのお披露目公演、
殺陣・立ち回りのレッスンを受けて半年から2年の若手が集まり、
四季をイメージした作品となりました。

6部の構成で、虹・夏・嵐・秋・冬・春の順に展開していきました、
刀がさやになかなか入らないなどのハプニング?もありましたが(^^;
全てを説明すると1時間の公演だったとはいえ、
えらい長くなるので一部抜粋。


女たちが現れ、その後に男たちがやってくる、
口説こうとする男にそっぽを向く女、怒り刀を抜く男、
立ち回りが始まるが、真ん中にいた女は相手の男1人に
突然口付けをして他の男を切らせる、
そしてその気になった男を、女は相手にしない、
結果、女は切られた。

消え行く意識の中、天使のような女たちがあわられ踊る、
いつも間にか空から枯れたもみじが舞い落ちる、
それを拾った瀕死の女は、天使のような女たちの踊りに加わった、
いつの間にか皆は消えた・・・。

 この作品は10・Quatreのサブリーダー、佐藤修二さんの構成、
振り付けにショーGEKIお嬢の加藤通子さん、
音楽は亜州香さんのCDで作曲をしているCIMEONEさん。

 この作品で感じた感想としては、「女は怖い」と言うことだ、
”綺麗なバラにはトゲがある”まさにこの言葉を表していた、
自分が危険にさらされたら、相手の男を誘惑し、
自分では手に負えない男たちを切らせる、
用が済めばさようなら、そうまるでカマキリのメスのように、
しかし力ではかなわない、最後は自ら滅んでしまう、
女の強さ・ずるさ・弱さ・はかなさ・美しさ、全てを表現していました、
当然、男のバカさもね(笑)
あの利用された男はまるで自分かと思った(^^;
まぁそれでもそのときが楽しいからつい乗ってしまうのだが、
わかっていても・・・。

 殺陣だけの舞台で台詞無し、前に踊りだけの舞台を見たが、
それとはまた違った感じがした、それはやっぱり日本人だからだろうか。

 今回はデビュー公演と言うこともあり、緊張感がひしひしと伝わってきて、
「若いって良いなぁ〜」と年寄りくさいことを感じてしまった、
しかしさすがはラストサムライ内堀さんだけあって、
スピードとパワーを兼ね備えた立ち回りでした、
生で殺陣を見るのは初めてだったが、迫力満点でした、
亜州香さんもTVでの姿から一転して、綺麗な殺陣でした、
やはり、舞台が主戦場なんでしょうね、
これは皆に言えることだが、形と言うか姿勢がかっこいい、
やはり刀をしっかり振るには、背筋をしっかり伸ばして、
線を描くようにしなければならないだけに、姿勢も大事なんでしょう。

今回は1時間ほどの公演であっという間でしたが、
内容の濃さでは、通常の舞台並みでした、
これから彼・彼女たちはどのように成長していくのかが楽しみです。

 ちなみに
オリジナルTシャツ(赤・黒)を販売していました、
舞台途中での挨拶のときにも宣伝してましたが、2500円と言うのは、
正直厳しいかも、
実用性のある生地のしっかりとしたものだと言うことだけど、
このような場所で買う場合は、大体が記念に買うので、
(自分が新撰組・維新士の時に買ったTシャツはまだ着ないでとってある)
少しでも費用の足しにしようと思うのならば、品質は若干落としても、
値段を下げた方が良いと思う、
1500円〜1800円が妥当だと思うのであった。


文:taka

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