<ガンバレ>

〔'2004年1月20日〜25日 全9回公演
 (メンズ6公演、女性陣3公演)
 ショーGEKIメンズ公演
 本多劇場「劇」小劇場(下北沢)〕
※メンズ用の台本をほぼそのまま女性陣が演じます。

演出・構成:羽広克成
照明/岡森万希 音響/井上直裕
舞台監督/松下清永
宣伝デザイン/EASTAGE
映像/高橋利行
スチール撮影/佐藤修二
Web製作/長谷川靖
制作/筒井未来 制作協力/武田典子
企画製作/ショーGEKI
出演:おのまさし/内堀克利/鈴木とーる/
七枝実/前田一世/佐藤修二/
辻崇雅/金田誠一郎

ショーGEKIお嬢
(三浦利恵・吉川亜州香・加藤通子)
望月文/廣田朱美/
小林こずえ(ダブルキャスト)
竹内美保/菅原泉(ダブルキャスト)/
安達千晶

観覧日:1月22日19:30時の部(女性陣初日)
#パンフレット(チラシ)#

あっ!とおどろく放送局で生出演しているショーGEKIお嬢の皆さんが出演
と言うことで見に行ってきました、劇場は駅から近くですぐに分りました、
開場40分前に着いたので、
1度劇場の場所を確認してからマックで腹ごしらえ、
開場時間の19時になったので、マックを出て劇場へ、
着くとすでに20人ほどの列が出来ていて、
チケットを持っている人は先に入るので
10分ほど外で待ちました(自分は予約して当日精算でした)、
家のマンションの入り口より狭い入り口を入り、
名前を言ってチケットを受け取り、
階段を上りステージに着くと、すでに8割以上埋まっていました、
客席自体は100以上あるものの(2階席もあるので)ステージが・・・
横幅8歩、奥行き5歩、と言う感じで、さすが”小劇場”です、
自由席でありながら、案内されるがまま歩くと最前列の隅っこ、
(そこに行くためにはステージに上がることになるんですよ(笑)
最前列はある意味貴重な場所ですよ・・・(^^;

席に座り前説(メンズの2名がやってましたが、さすが面白い!)
へぇ〜ボタンでいろいろトレビアってました、そのネタを一つ、

「週刊新潮のTVCMで流れていた、
 ”週刊新潮は今日、発売です”と言うナレーションをしていたのは
 ショーGEKIお嬢の吉川亜州香」
(へぇ〜)

実は知っている人が多くて、3へぇ〜位でした(笑)

さて今回の舞台は、緞帳も下りなければ入れ替わりもなし、
フルタイム出ずっぱり!どうなるのかと
期待と不安を抱きつつ開演です。

舞台はある会社の1部署、その名も庶務五課・応援課、
社員を応援するべく社長が作った部署でおこる沢山の出来事・・・。

ステージ中央にはデスクチェアーが1つポツンと存在、
松下部長(金田誠一郎/吉川亜州香)の言葉からスタート、
本多課長(おのまさし/三浦利恵)のあと社員が続々と出社してくる、
最初は始めての部署で何がなんだか分らずに、落ち着かない社員、
中でも、営業で成績トップの津村(内堀克利/加藤通子)と
若手のホープと言われた水野(前田一世/菅原泉・小林こずえ)は
訳の分らない部署に来て納得行かない様子、
津村は最初の自己紹介のときに「左遷された」と発するほどで、
皆が集まり話をしていても、端で様子を伺う感じ。

入社間もない石橋(辻崇雅/竹内美保)は力いっぱい一喜一憂するので
10分もしないうちに汗だく・・・
立ち見も出て満員となった会場の熱気と、動きっぱなしのためか、
出演者皆汗で顔が光っていました、
そんな状態で大きな動きをすれば・・・。

最前列は砂被り席ならぬ、汗かぶり席状態に、
噂によるとメンズの場合は3倍多く飛ぶそうな・・・(^^;

 応援をしていると、一人の男性が部屋の手前で逃げてしまった、
なぜ逃げたのかと考え、対策を練るうちに、
8人でドドッとこられると、威圧感で怖がることがあるのでは?、
と言うことで、津村の営業で鍛えたノウハウを基に、
社員(お客様)を迎えるフォーメーション(役割)を決めていくことに、
・社員の名前を全て覚えている石橋が最初に迎えて名前を呼ぶ、
・明るいキャラでいつも人に触れることから、席へ誘導する役は森永、
 (七枝実/廣田朱美)
・営業成績トップでお客様の特徴を素早くキャッチし座らせる津村、
ここで何気なくしていた他の人たちが、一斉にご挨拶!
後はもう流れるように、
・部署や出身を聞く大塚主任(佐藤修二/安達千晶)
・すかさずその人を有名人など誰かに例える松下部長、
・間髪いれずに応援して欲しいことを聞く本多課長、

その流れで何人もの社員を応援していく・・・

詳しい内容については公演中でもあるので差し控えますが、
何人か応援してもらいたい社員などが来ては、
手を変え品を変えて応援していきます、
ひとつだけエピソードを紹介すると・・・

45歳のいとうさんが”青春を取り戻したい”と相談に来ました、
同じ45歳の松下部長はその気持ちが良く分るらしく、
いつもは何でも本多課長に投げてしまうのに、この時は積極的でした、
15歳・中学3年・卒業式前日
にタイムスリップしたことにして、変身!(♪シャランラ〜ン)
右手で恐らく鎖を回すスケバンに変身、
思わず森田健作や村野武則が出てきそうな場面に、
松下「いと〜よ〜、あたいさぁ〜、
 ちょっと言っておきたいことがあってよぉ〜
 明日卒業式が終わったらよぉ〜、
 屋上に・・・まぁたいした話じゃないんだけどよ」

と言いながらいわゆる「愛の告白」シーンに、
そこで水野が同じ日、母親がアメリカ人のハーフの英語教師に変身!
(♪シャランラ〜ン)
左肩にでっかいラジカセを抱えている模様で、HIP HOP風で登場、
水野「松下ちゃんは、いとうに
L・O・V・E LOVEだぜぇ〜(胸の前に手でハートを作る)」

非常にくさい台詞ではやし立てていると、
負けじと津村が時代背景をガラッと変えて、
戦国時代、くノ一のお松に変身!(♪シャランラ〜ン)
どうやら松下部長の前世らしい。

津村「殿、織田の軍勢が押し寄せてきています
(他7人が、うぉ〜!と軍勢を演じる)、ここはワタクシが、
殿はお逃げください!」

殿(いとう)は渋る(?)がお松が犠牲となり、逃げ延びさせる。

そんな中、意味なくターミネーターに変身する森永、
青春と言えば冒険だ!と言うことで、
インディージョーンズのトロッコシーンを、デスクチェアで再現する
永谷係長(鈴木とーる/望月文)と石橋、

中学時代に戻り卒業式当日、学校の屋上、
スケバン松下が待っていた、

松下「いと〜、来てくれたのか、別にたいした話じゃないんだけどさ」
(帰ろうとする、いとう)
松下「あ!、いや、実は、アタイさ、九州の高校に行くんだ、
(控える7人が、エェッ!と反応)
 親が離婚しちまってよ、母親についていくことになってさ」
愛の告白になるかと思ったが、口ごもって言い切れず
「ありがとう」
と、出会えたことに感謝していた、
そこに英語教師水野、くノ一津村も登場、

押せ押せの青春ドラマはこうして幕を閉じた。

当人のいとうさんは呆然しつつも、
青春を取り戻せた感じで、元気に仕事に戻ったのでした。

笑い所満載!最後では、おいおいやるな社長!なシーンも(^^;

ともかくパワフル!パワフルゆえ前の席に座る方は、
汗とエコノミー症候群にお気をつけください(笑)

※(台詞については聞き覚えなので細かくは気にしないでください(笑)


 個人的な出来事もあり、応援されに・元気をもらいに行きましたが、
それに余り得るパワーが伝わってきました、
凄まじい台詞ラッシュ&動きラッシュ!
これだけの台詞を覚えるのは、相当な稽古が必要ですよ!
(当然才能も)
そして、あんなに動き続けるのも稽古と本番をやりきる体力が必要で、
まさに、アスリートの領域です!
(ジャンクSPORTSに出る資格ありますよ!)
「いやぁ〜、ホント感動〜したなぁ〜(藤岡弘ふう)」

みちこさんはさすがダンサーで、立ち振る舞いがかっこよかった、
あすかさんの45歳設定はさすがに無理が・・・(役柄はOKだけど)

地震のシーンでは倒れこむ皆、そのとき、
りえさんの”見せパン”をチラッと見てしまいました(^^;
えっ?それでパワーを貰ったかって?
まぁ〜、それは、○○○なりえさんですから、ネ!(笑)

 劇中にある決め台詞を最後に、

「人を応援することは自分を応援すること」

自分にやる気がなければ、どんなに人を応援したって伝わらない、
むしろ失礼でさらに落ち込ませる結果になってしまうのではないでしょうか。

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